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60分1本勝負 木村多香子&伊藤裕美VS大谷麻美&吉見有紀
木村多香子の引退試合はメインイベントで、特別試合として行われた。 カードは伊藤裕美と組んでのタッグマッチで、大谷麻美・吉見有紀組との対戦である。大谷と吉見は今年前半のオーストラリア遠征以降力を付けてきており、特に大谷はオーストラリアで地方タイトルも獲得している。期待の若手チームとの対戦というカードである。 試合は木村と吉見の先発で始まった。開始からしばらくは互いに投げ技、グラウンド技の応酬が続いたが、大谷組の方が早いタッチワークで木村をとらえる。吉見と交代した大谷は木村をボディスラム、バックブリーカーと攻め、交代した吉見もジャンピングネックブリーカードロップやエルボードロップを出していく。だが今日は木村に試合をさせるということか、伊藤は木村が攻め込まれていてもほとんどカットに入らず試合の展開をみている。 |
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木村はコーナーに押し込まれて大谷の膝蹴りを受けるが、ジャンピングネックブリーカードロップ、フェースクラッシャーからDDTと反撃して伊藤と交代。 伊藤は大谷をロープに振ってショルダータックル、交代した吉見にもブレイジングチョップの連発で試合の流れを変える。伊藤は吉見にバックドロップ、そこからコーナーの木村のミサイルキックでフォールするが大谷がカットする。リング内は木村と大谷に交代し、木村は大谷にレッグラリアート、さらにブレンバスターでフォールするが吉見がカット。大谷組は木村にダブルショルダータックルからダブルブレンバスターと2人攻撃で流れを変える。 |
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木村の動きが鈍くなってきたところで、吉見は高角度のダブルアームスープレックスで木村を投げ、そのままフォールするがカウントは2。木村はどうにか返したが、ダメージはかなり大きい。 吉見が木村を引き起こそうとするところで伊藤がカットに入って木村を救出、そこから伊藤は吉見にラリアット、ダウンした吉見を引き起こしてモンゴリアンチョップ。吉見と交代した大谷にもブレイジングチョップからバックフリップを決める。 |
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伊藤は木村と交代し、木村は大谷をロープに振ってフライングニールキックを決めてフォールするが大谷は返す。木村は伊藤に交代、伊藤が大谷をデスバレーボムでフォールして木村・伊藤組が勝利した。 両チームともに自分たちの得意な試合パターンを見せて白熱した試合となったが、伊藤がうまく木村をサポートし、木村の引退を飾る試合ができた。 試合終了後には木村の引退セレモニーが行われた。10カウントゴングのあと、所属選手全員がリングに上がって木村を中心に記念撮影。 木村はリング内で会場の四方に挨拶し、リングサイドを1周して退場。2002年からの現役生活にピリオドを打った。 |
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○伊藤裕美&木村多香子 (19分34秒 体固め) 吉見有紀&大谷麻美× |